お任せします。
掃除婦が 掃除夫に変わる 定年後
自分の書斎や寝室、納戸の天袋のかたづけや掃除が一息つくと、あらゆるところが気になるようで、
風呂場のカビ取り、そうじを徹底してやってくれた。
食器棚は食器を全部とりだし、棚板を拭きあげ、グラスはピッカピカ (^◇^)
又、回転モップが楽しいようで、キッチンの戸棚やレンジフードもピカピカにしてくれた。
私は茶を飲みながら、壁を指さし
「あそこは手が届かないのよねー。」と指示する。
掃除をしない女は道具や洗剤はばっちり買いためている。
ワックスを塗りなおしたいと言われたが、
「梅雨の間はお許し下せぇまし」
片づける時、要る物と、そうでないものとは私が指示すようにと言われたが、
「あなた以外はゼーーンブ要らないわよ」と言いたい。
今は物珍しくて楽しいようだがそのうち、飽きてきて
口うるさいだけで、何にもしなくなるのではと
私は戦々恐々としている。
十数年前この家が出来上がった時に
「汚れを貯めるんじゃないぞ」
と言われたが
「この家(建築物)の奴隷になるつもりはありません」と宣告していた。
月日が経ち、お金は貯まらず、埃(誇り?)だけはしっかり溜まっている。
掃除はルンバさまと夫様にしっかりお頼み申します。 m(__)m